6.67%の幸せ

2021/08/05 (木)

好きな四文字熟語を3つ挙げるとすれば,その一つが前回の「一石二鳥」です.
二つ目は「七転八起(ななころび,やおき)」ですが,実は以前「転んで起きるだったら七転七起(ななころび
ななおき)の方が回数的に合ってるんじゃない?」って思っていました.
ところがある時,「これは転んで起きる回数じゃなくて,割合を示しているのかも」と考え直しました.

世の中生きていれば,いいことばかりを期待しがちです.
一方,ちょっとでもうまく行かないことがあれば,大ごとにとらえて落ち込んでしまうこともあります.
そんな時,「人生は7割が転んだ状態でも8割が起きた状態ならオッケー」と開き直れば,気持ちを軽くすることができます.

9対1とか,8対2とか,いいことばかり増やそうとすると,かえってプレッシャーに押しつぶされます.
かと言って,五分五分だとプラマイゼロでやるせなくなります.
8対7という絶妙な割合は6対4より達成しやすく,「それでもいいことの方が多い」とポジティブに受けとめられます.

「人生は七転び八起き」と言いますが,8対7,差し引くと全体の15分の1=6.67%だけいいことが多ければ幸せ!と考えるようにすれば転んだ時も起き上がりやすいかも,と感じて日頃のトラブル対策にも取り組んでいます.
(三つめの四文字熟語はまた別の回で)

追記:
当院と同じ陣地で奮闘している中央泌尿器科クリニックの工藤貴正先生からアシストする意見をいただけました.
「大相撲の勝ち越しも8勝7敗からですね(´▽`)」
気がつきませんでした.鋭い視点です.
他にも6.67%の幸せを役立てている人達がいるかもしれませんね.